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導入以前の課題やニーズを教えてください。
導入以前はサーバー・PCのリプレース時の廃棄は、外部業者に一任しておりました。神奈川県庁の情報漏えい事故をきっかけに、特に情報セキュリティ面の管理体制の見直しが必要となりました。
情報機器の廃棄に関わる抹消処理を庁内で行うこととし、「データ消去」「磁気破壊」「物理破壊」の中で、作業効率が良く、HDDとSSDのどちらにも対応する「物理破壊」を選択しました。
導入のきっかけや決め手は何でしょうか。
HDDとSSDのどちらも物理破壊ができる機種を検討し、入札の結果として電動式物理破壊装置であるSTORAGE PUNCHER(STPN-10)を導入しました。後からオプションを追加すれば、様々な記憶媒体の破壊に安価で容易に対応できる拡張性も導入の決め手となりました。
活用した所感はいかがでしょうか。
導入時に操作方法を説明いただいた通り、操作が簡単なので誰でも使えること、破壊状態が目視で確認できるところが良いです。1年ほど使用していますが現在まで装置の不具合もなく安心して使用しています。
導入の効果はいかがでしょうか。
HDDやSSDを庁内で破壊できるという安心感が生まれました。データ消去を外部へ依頼する手続きや、立会いなどの手続きも簡略化され、処分にかかる時間が短くなったため、保管場所も減らすことができました。総合的に見て情報セキュリティが強化されたと言えます。
今後の目標や展望をお聞かせください。
住民サービスの一貫として、パソコンの廃棄サービス窓口など、利用範囲の拡大を検討中です。